このマンガがすごい!2017所感、ほかレビュー

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このマンガがすごい!掲載の漫画をいくつか読んだ。

1 深夜のダメ恋図鑑(漫画)

仮想敵をぶっちめる

今流行りの形式の一つ。 多くの作品にそういう要素はあるのだけれど、
そのやり方が昔よりも直接的で分かりやすくなっている。 トランプ大統領が支持されるわけだ。

ちなみに僕はこういう漫画はもう読めないです。 ひたすら他責してるだけの漫画読んでると、全てがうまくいってなかった頃を思い出してしまう。 その頃はこういう、ただただ自分の気に入らない何かをぶっちめてくれるカルチャーに拍手を送っていた。 そういう状態から抜け出せた今のほうがずっと人生充実してる。

2 私の少年(漫画)

とうとうおねショタも攻略されてしまった。

一般誌にこういう漫画が乗って、それが「このマンガがすごい!」の上位にランクインして、更にヒットして。 今後このジャンルはレッドオーシャン化するだろう

確かにこの少年は抜群に可愛く描かれており、 また主人公の女性は極限まで共感しやすいように作られている。

ランドセル姿、ごはん美味しそうに食べるシーン、カメラ目線で笑顔など、 少年の決めシーンを用意して読者を飽きさせない形にしている。

斬新なことをやっている漫画ではないが、 散り散りになっていたショタものをうまくインテグレーションして一般層に読める形にした。 naverまとめが最強な世の中で、今必要なのは収集力かもしれない

3 中間管理録トネガワ(漫画)

スピンオフ漫画のレベルがどんどん上がってきている

カイジ読んでないと面白さは伝わりにくいと思われるが、 カイジシリーズはもともとネットなどで散々いじられてきたこともあり、共通知としてあったのだろう。

福本伸行は何かと動きの速い作家で、 漫画そのものの面白さもさることながら、メディア展開も何かとうまい。 昔ながらの作家もこうした動きをどんどんしてくると思われる。

それにしても3話まで会議室から出ないって面白いな。

4 パンティストッキングのような空の下(漫画)

一般男子の自信の喪失っぷりが凄まじい

それ自体は社会的に考えるとはっきり言ってとんでもなくマズイ事態だと思うのだが、 ここでは省略。

例えば90年代のネガティブ系主人公、 稲中の前野たちや、エヴァンゲリオンのシンジくんなんかは、 見た目からして自信の付きようのない負け組男子である。

しかし現代。 そんな自信が無い主人公のルックスのレベルが上がった。 「てめーどの面下げて悩んでんだクソが」と思ってしまうようなイケメンでも悩んでる。 そういうイケメンに読者が共感する。 ガンツ、浅野いにお、監獄学園、僕たちがやりました、 枚挙に暇がない。

これって、男子の平均した自信が下がっているということだと思う。

そして、そういう主人公の見る世界は悲惨だ。 理不尽を理不尽なままに描く。 普通の人間が理不尽に巻き込まれる様をそのまま描く。 そういう嘘くささのない漫画が支持を集めている。

そういうのが嘘臭くない社会になっている。

あ、内容に関する話をしてなかった…

5 Deep Impact feat.rappagariya(音楽)

カラオケで同席の人間が歌っていたので。2000年くらいの曲。

この曲の歌詞は超一級品。

dragon ashというと、「東京生まれhiphop育ち」という、 その後喧嘩別れするゲスト・zeebraのワンフレーズがあまりにも有名(なんて皮肉な話だ)。

だが、この曲はそれを遥かに超えるパワーワードの宝庫

もはや多すぎて書ききれないのでググって調べてみてほしい。

当時の音楽業界を「悪化するミュージックシーン」と貶していたけど、 本当の地獄はそこからだったんだよな。 2000年前後はむしろ新しい芽が芽吹いていた。

dragon ash本人は身から出た錆とはいえ結果的にそこから一抜けして、かなり悠々自適に音楽を作っている印象がある。 ジブラも主宰を務めるフリースタイルダンジョンが大ブレイクし、hiphop界の重鎮の座を欲しいままにしている。

そう考えるとやっぱり実力ある人はちゃんと残るので、案外悪くないのかなーとも思ったり

6 岡崎体育 『感情のピクセル』(音楽)

https://www.youtube.com/watch?v=3yojy0iqiv0

あー、

これはすごい変化球だ。

どうなんだろうな、これ。

岡崎体育を好きな層はもっと分かりやすいものを好むと思うんだけど、こう来たかーって感じ。

路線変更にはまだ早いのではないかと思ってしまった。 ゴールデンボンバーのように分かりやすくバカをやり続けて良いと思う。

実は音楽的にすごく高い志を持っていて、 人気などどうでもよくて、そちらにシフトしたがっていたりするのだろうか(かつてのスチャダラパーや奥田民生のように)。 それとも戦略を俺が読めていないだけなのか。 ただ、岡崎体育は金爆と違いルックスに恵まれておらず、 ソロなので腐女子層への訴求も難しいから、どこかで次の一手が必要なのかもしれない。 今後の展開が本当に気になるところ

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ABOUTこの記事をかいた人

漫画家&ブロガー集団。現在、新都社にて完全無料WEBコミック「間の間」を連載中。年齢や国籍にとらわれない、自由な人生を夢見て日々飄々と面白いことやっていきます。