「VIZ Media」日本の漫画を海外で売ってる巨大企業の正体

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こんにちは、漫画ユニット・シータートルです。

今日はViz Mediaについて紹介します。

「ナルト」「ワンピース」「名探偵コナン」「犬夜叉」「鋼の錬金術師」「ブラックジャック」

いずれも超人気漫画ですね。

日本に限らず、海外でも人気です。

海外の人とマンガの話をすれば、上のタイトルが上がってくるのではないでしょうか。

ところで、そのアメリカやヨーロッパなどでは、上のタイトルは一つの巨大企業から出版されています。

それが「Viz Media」です。

ビズメディア (VIZ Media) とは、海外における日本の漫画・アニメの翻訳出版と日本アニメの映像販売を行う企業です。

「誰?」そう思うのも分かります。

それに、上の漫画の日本における出版社はバラバラですよね。

集英社、小学館、スクウェア・エニックス、秋田書店。

いったいViz Mediaとは何者なのでしょうか?

その正体は、親会社を調べてみると分かります。

Viz Mediaの100%出資者、それは小学館です。

つまり日本の漫画の多くは海外では小学館が一括で販売を行っているわけですね。

集英社と小学館の漫画は基本的に「Viz Media」から販売され、またそれ以外の中小出版社の代理販売も行っているようです。

唯一、講談社だけは「講談社USA」という独自の企業から出版されています。

講談社の漫画、例えば「進撃の巨人(Attack on Titan)」などはこちらで販売されるわけですね。

ビズメディアの本社はアメリカ合衆国サンフランシスコにあります。

加えてフランスのパリにヨーロッパ支社があります。

「集英社」「小学館」という括りは日本国内だけです。

Viz Media という呼び方を知っておきましょう。

これから漫画を作るなら、海外を見なければなりません。

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