漫画がYouTubeに食われて消える?そんなワケありません、という話。

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実写かそうじゃないかの違いは、本当に大きい。

マーマー

漫画とYouTube、何が違うかを考えてみたんだけど、やっぱり絵か実写か、という違いが一番大きいね。あとの違いは些細なもんだよ〜

マーマー

絵と実写の何が違うかというと、要はより現実生活に近いか遠いかの違い。

マーマー

物語とバラエティの違い、というのもあるけど、やはりそれは現実生活との距離に還元される。

バラエティはより現実に近い。

テレビドラマは中途半端なんだよね。漫画より現実的で、バラエティより非現実的。だから凋落した。

より純度の高い理想は、実写では描けない。

マーマー

人の関心事って、「今の生活」と「理想」に大別できると思うのね。

マーマー

で、「今の生活」を描くにはYouTube(バラエティ)、「理想」を描くには漫画(物語)の方が向いていると思うわけ。

マーマー

だいたいの人は両方見るよね。僕も漫画・YouTube共に見る。

でもそれぞれに求めるものって、少し違うよね。

求めるものが違うから、パイを食い合わない

マーマー

漫画の面白さは、絵や物語という「ウソ」を用いることで逆説的に「真理」が抉り出されるところ。

YouTubeはもっと今ここにある生活に近い。

マーマー

だからYouTubeやるなら「生感」が超大事だし、漫画家やるなら「精神性を掘り下げること」が超大事。

マーマー

人間の本質は身体にあるかココロにあるかみたいな話にまでたどり着きそうw

マーマー

身体の快感を満たすだけでは心は満たされない。

でも、身体から完全に切り離された心の充実もまた想像できない。

マーマー

例えば恋愛漫画を楽しめるのは、自分が男(女)の身体を持っているからだよね。

真に身体がなくなってしまったら、もはや何を楽しんでいいか僕たちには想像がつかないかも?!

マーマー

まあとにかく、絵には絵の良さがあるので、実写コンテンツが出てきたところでその需要は絶対に無くなりません!

市場規模

YouTubeの現状は200〜300億円程度。

https://markezine.jp/article/detail/27843

これに対して漫画市場は3000億円なので、まだまだ漫画業界が大きい。

これからのクリエイターに求められることってなんだろう?

を講釈しようと思ったけれど、下にいいこと書いてあったからそれ引いとけばいいや。

作り手としては、絵を描くのも、ちゃんと動画撮って編集するのも、どちらも難しいと思うので、楽しいと思える方を選べばいいんじゃないかな。

ではまた!

参考文献・補足

アニメを実写にすると、「そんなことが本当にあるわけない、リアリティーが不足している」と感じる。
実写をアニメにすると、「生っぽくて夢が足りない」と思うのではないだろうか。

アニメと実写の違い

アニメはセットに対する物理的な制約はありませんが、その分スキルの限界という制約が発生します。
なので打合せで「この手すりの構造は描きにくいからやめましょう」や「この窓の形は面白いけど、筆では表現しにくいのでやめましょう」など、また直線よりカーブの方が難しいので、カーブ具合とかで「描きにくい」「描いたとしても絵だと伝わりにくい」という理由で修正になったものが結構ありました。

アニメ②映画とテレビ、アニメと実写の違い

アニメがなんでも表現できるというのは間違いだと思っていて、単純に制作コストを天秤にかければ実写の方に軍配が上がるジャンルもあるはず。

それよりアニメ・漫画が強みを持っているのは「描きたくないことを省略できる」という点にあると思う。

この省略の過程で、人によっては大事なリアリティが抜け落ちてしまうと感じるのである。

個人的に漫画を好きなのはテンポを自分で調節できるという点があるのだけれど、最近はテンポのいい映画(ソーシャルネットワーク、シンゴジラなど)が増えてきて良い感じ。

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