この記事は、連載「オタクにサッカーは難しい」第三回です。各回は独立した内容になっております。バックナンバーはこちらからどうぞ。
戦略を知ればサッカーが分かる(のでは?!)
どもどもー。サッカー素人のマーマーです。
みなさんはサッカーの試合を見たことありますか?
実は僕はHUBでサッカー観戦したこともあるのです。知ってる選手一人か二人しかいませんでしたが・・・。
皆さんもテレビで観戦したこと、わりとあるんじゃないですかね? だってワールドカップの視聴率高いじゃないですか。
でも、ぼーっとボールの動きだけを見ちゃうんですよね。
多分、選手はすごい頭も身体も使っているのでしょうが、なかなか凄さが分からない。
レビューできればたのしい
どうやったらサッカーを楽しめるか?
いつもそういうことを考えているんですけど、
やっぱレビューできるようになれたら楽しいんじゃないかと。
数秒先の戦局を読めるようになったらかっこいいよね。
漫画も映画も小説も読みながら何かしら自分の意見を考える。それが僕はフィクションの醍醐味のひとつだと思っています。
それと同じで、スポーツ観戦に関しても選手の動きに関してあれこれ考えたり語ったり分析したりするのが面白いのではないかと思います。
僕は分析が大好きなんでそう思うだけかもしれませんが。まあこのコラムを読んでいる人は皆そうかなと思うんですけれども(強引)
ちなみにアフリカや南米などの娯楽の少ない国では商店街のおばちゃんですら、サッカーに関して自分の理論を持って語ってるそうです。
嘘か本当か知らないですけどそれはすごい面白いことだなと思います。
レビューするには基本の戦い方を知る必要がある
じゃあどうやってサッカーの試合を見て分析すればいいのか。
分析するには、ベースとなる知識が必要じゃないかと思いました。
ベースとなる知識って何でしょうか。
ずばり、戦略・戦術じゃないでしょうか。
戦略を知ればぼーっと試合を眺めることから卒業出来そうな気がしてる
じゃあ戦術とは何?
僕は学生時代に賭け麻雀をやりまくっていたので、麻雀で考えてみたいのですが、戦術の基本は「攻めながら守る」だと思うんですね。
攻めとは、ゴールから逆算して行動すること。
守りとは、相手の攻めを妨害すること。
麻雀の基本的な戦い方ってこんな感じなのです。
- 配牌(最初に自分に配られた手牌)を見た時点で、何の役で上がるかをある程度考える。
- ただし状況によってあとから変わるかもしれないので、パターンをいくつか用意しておく。
- 上がりたい形に手牌を近付けていく。
- 相手も同じことをしているので、相手がどの役で上がろうとしているのかを捨て牌などから読む。
- そして、それで上がれないように(振り込まないように)妨害する。
多分ゲームもスポーツも同じで、戦法・戦術がすべての行動のベースになっている気がします。
なので、役を知らなければ麻雀が出来ないのと同じく、戦法・戦術を知ることでサッカーが理解出来るんじゃないかなと思いました。
ようやくサッカーの戦術
前置きが長くなってしまいました。それではどうぞ!
サイドアタックと中央突破
まず、どうやってゴールに向かっていくかの戦術として、ただ真っ正面に向かっていくだけではなく、サイドから進んで最後に真ん中に戻ってくるというサイドアタックというものが存在します。
「へえ・・・」(初めて知った時の感想)
実はサイドアタックにはちゃんと合理的な理由があるのです.
ピッチの中央には選手が密集し易く全方位から囲まれる危険性などもある。
しかし、ピッチの両サイドではサイドラインより外に選手はいない。
さらに片側のサイドに選手が密集してしまうと逆のサイドに大きなスペースが出来るので密集し難い。
そのため、ピッチの両サイドは比較的プレッシャーが少なくスペースも空き易い。
「なるほどなー」(初めて知った時の感想)
というわけでサイドから攻めるというのは非常に合理的な方法みたいです。
ポゼッションサッカーとカウンターサッカー
実際に図を見てもらうと分かりやすいのですが、攻め方にもいろんな種類があります。
まずボールのパス回しを増やしてボールを握るポゼッションサッカーという攻め方があります。
メリットとして、
- ボールを奪われにくい。
- 敵選手はボールを追いかけて走らざるを得ないため、体力的に消耗する。
攻めることが結果的に守りにもなっているわけですね。
一方でボールを奪って一気に攻めるカウンターサッカーという方法があります。
- 相手のディフェンスが整っていないので短時間に一気に攻めるチャンスがある
というメリットがあるようです。
一般的にポゼッションサッカーは強者の戦略、カウンターサッカーは弱者の戦略とも言われているようです。
卓球の速効型とカットマンみたいなもんですかね。あ、この知識はピンポンで知りました。ピンポンは僕の好きな漫画五指に入ります。
ゾーンディフェンスとマンツーマンディフェンス
要するにゾーンごとに分かれて守るか、特定の一人をマークするかの違いです。
サッカーではゾーンディフェンスが主流のようです。
スペースへ走りこむ選手へパスを出されるとマンマークでは付いていけない場合が多いため、パスの出されるところへ先回りする方法によるゾーンディフェンスが有効である。
何言ってるかいまいちわからないけど、とにかくゾーンディフェンスはすごいらしいっす。
ただしゴール付近のセットプレーではマンツーマンディフェンスが用いられることもあるようです。
今日はここまで!
自分でレビューする道のりは遠そうだけど、他人のレビューは読めそうな気がしてきたぞ
細かい戦略は無限あるんでしょうけれども、とりあえずなんとなくわかったような気がします。後は雑誌、ニュース、詳しい人から聞いて勉強しようかなと思いました。
Wikipediaってやっぱすげえな。
それでシュートが決まったら「わーっ」とか、外したら「あーっ」とか言ってみる。