今の漫画の商業雑誌は奇をてらった作品でないとデビューできないという飽和状態にある

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マーマー
僕が今狙っているのはまさしく無料で読める漫画っすね。

僕自身が、ネットで無料で鑑賞出来るコンテンツばかり貪ってきたんで、
ネットで無料でコンテンツ消化してる子の気持ちはよく分かる。
毎週ジャンプ買ってヒロアカの新刊を心待ちにしてる子の気持ちはあまり分からない笑

だから僕の描く話のターゲットは完全にネット時代の人たちです。
特に海外は紙で漫画を読む文化がそもそも無いわけでweb漫画との上下関係も無いですし。
模写も最近はネット漫画を中心に行ってます。

web漫画は黎明期から読んでたし、その当時人気だった人はプロになったり書籍化したり
してて感慨深いっす。一番好きだった作家はデビュー出来てないけど笑

違法で上がってる商業漫画は何故かあんまり見なかったんすよねー。
倫理観とか、ウイルス怖いって言うのももちろんあったんですけど、
webで見ることに最適化された漫画の方がwebで見る分にはより自分には面白かったというか。
だからそこに入り込む余地はまだまだありそうだなーと思ってます。

たろう
まさにまさに
そういう変化をきちんと捉えたいんだよね
博報堂がきちんとその辺りを理解しているわけである種の正しさは担保されたわけだが
今後の流れとしてじゃあ何が残って何が消えるのかなんだけど
たろう
俺は究極的にはopinionやvalueが残ると思うのね
残り続けるというか失われない
そしてそれは新旧のフィルターを無視した真贋だと思うわけです
記事にもあるけど、古くても良いものは見られるわけだ
そういう意味で新世代はリテラシー高いよ
翻って今の漫画の商業雑誌は
やはり奇をてらった作品でないとデビューできないという飽和状態にあり、またビジネスチャンスも少ないと思う
編集のセンスのダサさを見ればわかる
たろう
つまり日本であれ、海外であれ、「本物」は残ると考えます。それこそ掘り返されて読まれるし買われる。
そしてそれは作家のopinionやvalueのプレゼンスそのものだし
なんだかルー大柴みたいになってきたけど
「自分の価値」をしっかり持った作品が半永久的に残る
が正解かなと思う次第であります
だったら編集も利用しつつ自分のopinionを貫いた物を売れるべき場所に散布していくやり方で結果は得られるはずで
出版社に9割搾取される必要はないわけだ
この論法でいけば
百万部売れれば五億くらい手にできるわけで
本物と思える作品を時間に縛られずに執筆して海外にも売れば
遊んで暮らせますな
マーマー
既存のプラットフォームに乗っかって昨日と同じことをやる、
というだけではすっかりジリ貧になってしまったわけっすよね。
週刊少年漫画誌の売り上げは右肩下がりで、月9は全く数字が取れなくなった。
opinionやvalueの見えない作品は評価されにくくなった。
代替可能な作品よりも「個」が見られる時代になったわけですね。
進撃の巨人はマイナー雑誌の泡沫漫画としてスタートしたわけで。

とはいえ昨今の「もっと過激に!」「もっと奇抜に!」みたいな流れは僕もどうかと思うんすよね。
そういうわざとらしさは時代のトレンドでかつ、不可逆な流れではあるけど、やはり本質ではないように思います。
そうして生まれるのは作品の個性であって作家の個性ではない。
やはりここにもopinionやvalueはないと。
「昨日と同じことをやってる作家」と一緒であくまで「代替可能」なんですよね。

じゃあ何が真に人の心を打つかというとあくまで作者本人の強みや個性や思想が自然と出る作品だと思うんすよね。
そういうテーマを見つけることこそ作品作りで一番大事なとこなんじゃね?と。
それで10人に1人、100人に1人でも共鳴する人がいればいいわけで。
「個性ははみ出るもの」とか「好きを掘り下げることが大事」とかここでよく挙がってる意見はやはり正しくて、
あとはそれが読者の欲求とうまくかみ合うように技術を身に付け、トレンドや王道の研究をすればOKなのかなーと。

たろう
おおお…
おおー…

ね しか言えない(笑)
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