前回のあらすじ
夢のマイホームも一人暮らしもシンドイ。これからの不動産のトレンドは、一軒家を友人同士で買うコーポラティブ。「家族で家を買うのと何が違うのか分からない」というマーマーの疑問に対し、たろうは断固違うと主張する。
うち、両親が共に兄弟と仲悪くて。
マジ兄弟って他人なんだな、って思うんすよ。
言ってたねー。
そういえば、こないだ彼女きてる時に親父とまじゲンカして彼女泣いちゃった(笑)
(笑)
本人全然関係ないのに(笑)
仕事でもここまでキレたことない。
距離が置けないからこそ、揉めるみたいのある。
引きこもりの子が親を殺したりするのはそれの成れの果てだと思うわけ。
他人同士の方がやりやすいってのはあるよね。
そうね。日本でコーポラティブがうまくいかないのは、やっぱ国民性だと思う。
日本人には内と外を分ける精神性があると思う。
マイルドヤンキーとかジモティとかそういう関係性。
ジモティだってどっかしら我慢してる。
表立ってぶつかって解決するというやり方は日本だとうまく行かなくて、トラブルを引きずりやすい。
まあそういうデメリットはあるかもしれないけど、気の合う同士でやるならメリットしかない。
うんうん
何より安心が担保できる。なんでも相談できる。
セキュリティもまあアルソックあれば大丈夫。
困った時に助け合える。
子供が熱出したけど、両親ともに働きに出なきゃいけないとかね。
誰かに面倒見てもらえばいいし。
皆で飯食おうとか、共有スペースでバーベキューもできるし、大家族っぽい感じにもできる。
子供もいじめられる心配とかも減るよね。
お互いの子が兄弟みたいな感じ。
いいことのが多い。
車もシェアできるし。
だいたいプラスの方が多いよ。
家の料金も安いし。
日本人には受け入れがたいのかなー。でもこれから必要になってくる気がする。
だってさ、孤独死するくらいならある程度一緒に暮らして、生活空間区切ればいいじゃん。
すっごい広い家に一家族だけで暮らしても寂しいじゃんね。
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漫画家・ブロガーユニットの僕らが不動産について語ってます。
この記事の前編。コーポラティブの魅力、シェアハウスとの違いなどを語ってます。
生活空間を区切るのが難しいし、それが故にトラブルが起きやすい。
一緒に住むって、家族だからできると思いがちだけど、割とそうじゃないんだよね。
家族だからって仲良いとは限らない。
圧倒的に親は上から言ってくる。
だけど子供は働き始めたら大人なんだよ。
そこのギャップを埋めるのってマジ難しい。